「多読」は「慣れ」を、「精読」は「読解力」を養います。一昨日(6月6日)に英語のエッセイ本を2冊紹介しました。
“Bites of Britain, Tastes of Japan” Dominic Cheetham
“BACK IN THE U.S.A.” Jeffrey Clark
この2冊は多読用におすすめです。
また、昨日(6月7日)に紹介した
『入試英文 精読の極意』(丹羽裕子)
は、名前の通り精読用です。
今日紹介する日栄社の『毎年出る 頻出やさしめ英語長文』(長堀実)は、多読用素材としての使用をおすすめします。
名前は「やさしめ」ですが、必ずしもそんなにやさしいわけではありません。文法事項や構文なども多く出てきますし、内容も頭を使って考えなくてはいけないものが多いと思います。
多読用として適している理由は、英文に空欄などの加工をしていないということです。下線が引かれている箇所はいくつかありますが、最初から最後まで、とりあえず設問を気にせずに読めるのがいいと思います。
ただ、短所を挙げると、多読するには文章が短いという点でしょう。
以前「毎日最低500語くらいは英文を読みましょう」と書きましたが、この本であれば1日に2〜3個は読まなくてはいけません。全部で20個の文章が載っていますから、すぐ終わってしまうかもしれませんね。
一般的に「やさしい文章=短い文章」という傾向があるのは残念なことです。特に大学入試対策用の問題集ではその傾向が強いです。だから「内容は易しいけれど英文の量が豊富」という多読に適した素材を学習参考書コーナーで見つけるのはなかなか大変です。
この『毎年出る 頻出やさしめ英語長文』も例外ではありません。各文章はそれほど長くありません。
難易度がちょうどいいということと設問が邪魔にならないという理由で、この本を紹介しました。
ところで、日本語訳付のエッセイということで言うと、“BACK IN THE U.S.A.”の著者のジェフさんが新しい本を出されたようです。
“AMERICAN KALEIDOSCOPE” Jeffrey Clark
この本も左ページに英文、右ページに日本語訳が載っているので、内容を確認しながらたくさん英文を読めるということで、多読にいかがでしょう。やはり語彙などは少し難しく感じるかもしれませんが…
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