有名な単語集なので、持っている人も多いかもしれませんね。
『入門編』 『必修編』 『上級編』の3種類があり、レベルによって選ぶことができます。
この『速単』は、重要単語が使われている長文(あまり長くはないけれど…)と日本語訳、そして単語集としての単語の解説が載っています。「長文を繰り返し読むことを通して英単語を覚える」のが目的だそうです。
ところで、このブログを読んでくれている方ならもうご存知かと思いますが、「市販の単語集はあくまで単語力をチェックするためのもの」というのが私の基本的な考え方です。つまり、単語の暗記は自作の単語帳で行なうということです。
これまでに紹介した『英単語ターゲット1900』と『大学入試 受かる英単語ソクラテス2088』は、どちらも単語の意味が一目でわかるというのが長所でした。いろいろな情報を煩雑に載せすぎていないので自分の語彙力チェックがしやすいのです。しかし『速単』は、目立つ色で載っている意味が複数あり、また周辺情報も満載なので、チェック用としてはあまりおすすめできません。
単語集なのになぜ「速読」という名が付いているかというと、「一度内容を理解した文章を何度も読むことで速く読む力を養う」からだそうです。これは6月12日の記事に書いた内容と同じようなことを言っています。
この『速単』は「単語集」としてではなく「単語の説明がやけに詳しい長文集」と考えるとよいと思います。単語を覚えるためというよりは、「多読」や「精読」のための英文素材集として有効に使ってはいかがでしょうか。一つ一つの文章が短いわりに内容が難しいものもあるので、多読用として使う場合には日本語訳と単語の解説を一度読んでから英文を読んでもいいでしょう。もちろん英語力と読解力に自信があれば英文から先に読んで自力で理解し手見るといいと思います。
ただし、「多読」するには各文章が短いので、何度も同じ文章を読んで意味を覚えてしまうくらいに慣れてから、最終的には1日に3〜4つずつ読みましょう。
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